タロットカード解説(大アルカナ)~隠者

タロットカードの解説

おはようございます。マリユドゥです。
今日はタロットカード9番目のカード「隠者」のカードの解説をしていきますよ!

隠者のカードが出るとなんとなく不吉なカードに見える人もいるようですが、私が大好きなカードです。世捨て人と思うともの悲しいイメージですが、仙人とみれば、どうですか?
ちなみに私のバースデータロットも隠者でしたよ!

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タロットカード22枚を主人公マリュたんの旅に例えて、分かりやすく解説していこうと思いますので、ごゆるりとお付き合いくださいませ。

進むべき道を照らす一筋の光

【物語】その後、仙人のような風貌の老人に出会ったマリュたんは、今後の進むべき道について相談しました。老人は「答えはお主の心の中にある」と言いました。そこで、瞑想し、自分と向き合う時間を持ちました。外界の喧騒から離れ、内面を深く探ることで、一筋の光が見えてきたようです。

【解説】あごひげを持つ気難しい隠者が、手には六芒星が入ったランプを持ち過去を照らしています。隠者のカードは過去への旅立ちを示し、深い内省や物事の真実や真理を追い求める様を示しています。静けさと孤独を愛し、内なる世界に答えを求めています。このカードが出たときは、一人になり熟考する時間や身を引くことも必要になります。

「隠者」を表現する言葉
(強・正位置)高尚な精神性を獲得→真理に目覚める→精神的に成長する→沈黙→思慮→瞑想→秘密にする→単独行動→俗世を離れる→非社会的→偏屈になる→ネガティブな言動→閉鎖的→疎外感→孤独→隠れる→厭世感*(えんせいかん)(弱・逆位置)
*自身が生きているこの世界のことを、嫌いだと考えたり、意味の無いものと考えることを表す言葉。
※秘密がばれる。浅はかな考えなど、警告として出る場合がある。

メッセージ
▶ 答えは静けさの中にある
▶ 一人になることを恐れないで
▶ 内なる光を見つけよう
▶ 過去の経験が知恵となる
▶ 今は進むよりも見つめるとき
▶ 静寂が真実を浮かび上がらせる

正位置のキーワード 内省、孤独、生き方の探求、熟考する、秘めた愛、心を静める
逆位置のキーワード 取り越し苦労、忠告を聞かない、固く閉ざされた心、神経質、疑い深い

☆逆位置マスターになるためには、想像力を働かせてみて!

逆位置の解釈は正位置の状態が、180度変わる(これがすべてではないので難しい!)、ネガティブ(マイナス)に出る、正常に機能しなくなる、過剰になるなど様々です。カードの意味がゆがめられたり、弱まると覚えると良いでしょう。そうなれば悪いカードが出た際は、その悪い象意が弱まると解釈できますよね!?

(考えてみて)外部の声や喧騒から離れて自分と向き合うときどんなイメージやメッセージが湧きますか?ありのままの自分を想像してみて。

気になるシンボルから深読みする

① ランタン(灯り)
真理への探求、内なる光、静けさの中の答え
隠者の手にあるランタンは、外の世界を照らすためのものではなく、自分の内面を見つめるための灯りです。暗闇に光をともすように、静けさの中に本当の答えを見出すことができるというメッセージが込められています。

② フード付きのローブ
内省、守り、外界との距離感
隠者がまとうローブは、精神世界への旅の装束。フードは、余計な情報や他者の声から自分を守り、静かに自分自身と向き合うための象徴です。人との距離を取ることで見えてくるものがあるということを示しています。

③ 長い杖
経験、支え、精神的な成熟
隠者の旅路を支える杖は、人生経験や蓄積された知恵を意味します。それは過去の痛みや努力が、いまのあなたの支えとなり、静かに進むための導きになることを伝えてくれます。

④ 山の頂(背景の山々)
目標、探求の旅、精神の高み
背景に描かれた山々は、人生における精神的成長や探求の道を象徴しています。隠者は山の高みで孤独に身を置くことで、物事を俯瞰し、より大きな真理に触れようとしているのです。

⑤ 暗い青(グレー)の背景
沈黙の世界、内なる深淵、心の静けさ
隠者の背後に広がる暗い青やグレーの世界は、音のない静寂や、心の奥底にある深い感情の領域を象徴しています。それは不安や孤独を映すものでもありますが、同時に、外界の喧騒から離れてこそ届く「本当の声」が響く場所。視界を遮る霧や陰影の中にこそ、真理の輪郭が浮かび上がるのです。心の静けさを信じることで、新たな洞察が訪れるでしょう。

マインドマップでイメージを広げる

これまで学んできたカードのイメージを膨らませてみましょう! 占いの上達の秘訣はイメージ展開力にあります。自由に書き出してみましょう。

数秘術との関連性

数秘術「9」は、完成、変容、無私無欲、慈悲などを示す数字です。数秘術は1~9までの数字を1つのサイクルとするため、9番は数秘術の最後の数字となります。まさにタロットカードの隠者に通じるようなベテランを示す数字でもあります。この数字を持つ人は、人々の幸せのために尽くす人だとも言われています。

占星術やハーブとの関連性

占星術:水星/乙女座
対応ハーブ:サンダルウッド

エピソード

まず、私のバースデータロットである隠者の象徴するアイテムに( ゚Д゚)!
白檀(サンダルウッド)、ペリドット、迷彩柄、シャクヤクなど私が好きなモノばかり!!!

バースデータロットのやり方は講座でもお伝えさせていただきますが、好きなものがばっちり当たっていてびっくりしました☆

さて、実際の鑑定で隠者のカードが出ると、頭をよぎるのは「もしかして、人には言えない関係性?」というファーストインプレッション。秘めた愛や秘密の恋愛という意味があるので、不倫や三角関係、浮気などのご相談の時にも良く出るカードだと思っています💦

仕事面の場合は、プロフェッショナルや年の離れた先輩や上司、役員などを示すことも。単におじいちゃんがキーワードになることもありそうですよね!? イメージはどんどん言葉にして広げてみましょうね♪

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カードと仲良くなって、日々の生活に潤いを。

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