タロットカード解説(大アルカナ)~愚者

タロットカードの解説

楽しんでタロットカードを読めるようになりたい人に向けて、ブログ記事をスタートします😊 ゆっくりペースにはなると思いますが、楽しんで学んでみてくださいね。

タロットカード22枚を主人公マリュたんの旅に例えて、分かりやすく解説していこうと思います!

旅の荷物は軽い方がいいに決まってる!

【物語】いつも大荷物のマリュたん。今日はオフなので小旅行に行こうと思っています。旅の荷物は軽い方がお土産も買えるのでと小さなショルダーバック一つでお出かけ。そして旅のプランもノープラン。お供のワンコに注意されても、大丈夫!って超ポジティブシンキング!! さてどうなるか?

【解説】0番という数字を与えられたナンバーのない大アルカナ。このカードはトリックスター(物語を展開する者)としての立ち位置があり、トランプのジョーカーのような役割をするといわれています。中世ヨーロッパ時代の「道化師」がモチーフとなったとの説もあり、ルールや規則に縛られない存在の象徴です。

「愚者」を表現する言葉
(強・正位置より) 型破り → 風変わり → 突飛な言動 → 冒険心 → 好奇心 → 自由気まま → 行き当たりばったり → 非現実的 → 不注意 → 無規律 → 成り行き任せ (弱・逆位置より) ※可能性と同時に不安定さを表します。

正位置のキーワード はじまり、可能性への旅立ち、自由、夢中になる、冒険心
逆位置のキーワード 飽きっぽい、無計画、間違えた方向性、ムラ気、アウトロー

☆逆位置マスターになるためには、想像力を働かせてみて!

逆位置の解釈は正位置の状態が、180度変わる(これがすべてではないので難しい!)、ネガティブ(マイナス)に出る、正常に機能しなくなる、過剰になるなど様々です。カードの意味がゆがめられたり、弱まると覚えると良いでしょう。そうなれば悪いカードが出た際は、その悪い象意が弱まると解釈できますよね!?

(考えてみて)未来が決まっていないとき楽しめますか?それとも不安になりますか?

気になるシンボルから深読みする

① ゼロの黄色いカード
太陽の恵みを受けてはいるが「何もない」カード。未知なる可能性だけを頼りに。

② 白い太陽に照らされて 
白いバラを手に果実と花模様のボロ服をまとった、天王星的な若者が、ほぼ身一つで旅にでる。神の祝福を受けながら、汚れ無き心と、才能を開花させる力を持つ、個性的で斬新な発想を持つ若者が、過去のものは持たずに自由気ままな放浪の旅へ。

③ 彼は意気揚々と空を見上げていて、足元の崖にも気づかない
 彼は大きな夢を抱き、まさか下に危険があるなどとは思ってもいないでしょう。

④ 犬が吠えて崖を知らせている
 神への忠誠心が、危険を回避してくれています!

マインドマップでイメージを広げる

これまで学んできた愚者のカードのイメージを膨らませてみましょう! 占いの上達の秘訣はイメージ展開力にあります。自由に書き出してみましょう。

数秘術との関連性

数秘術とは数に特定のイメージを割り当てて、森羅万象を考察する術のことです。基本的には1~9の数字を使用するため、0番は存在しません。ただし、タロットカードの愚者のカードを解釈する上では「0」は可能性や無限大を象徴するナンバーであると考えられます。

占星術やハーブとの関連性

占星術:天王星/水瓶座/風のエレメンツ
対応ハーブ:シナモン

エピソード

基本的にはポジティブで明るいカードですが、奇想天外な要素も含んでいます。
恋愛で出ると、「楽しい恋愛をしたい」、「旅行などに一緒に行きたい」などという意味にもとらえられますが、ノリの軽い恋愛というイメージも。

また「愚者」のカードはフリーランスなども示すことがあります。お相手の状態などを引いてこのカードが出ると、定職についていないなどの可能性も!?

仕事関係で出た場合は、バイトや派遣など企業に縛られないような働き方になることも。いい年してモラトリアムなんてことにならないように、しっかりと計画性を持ちたいところですね。

さらに詳しくタロットカードを学んでみたい方は、タロット講座も随時募集しています♪
カードと仲良くなって、日々の生活に潤いを。

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