タロットカード解説(大アルカナ)~法皇

タロットカードの解説

こんばんは。マリユドゥです。
今日はタロットカード5番目のカード「法皇」のカードの解説をしていきますよ!

タロット講座に関心がある方はオンライン&対面で学べますので、趣味の習い事感覚でやってみるのも◎

タロットカード22枚を主人公マリュたんの旅に例えて、分かりやすく解説していこうと思いますので、ごゆるりとお付き合いくださいませ。

信じることの大切さを知る

【物語】皇帝の男性的なリーダーシップを目の当たりにした後、マリュたんは神殿を訪れました。そこで出会ったのは法衣に身を包んだ法王。大勢の人に道徳的観点から気付きや教えを施しています。「僕もいつか法王のように広い心で人々を照らすメンターになりたいなぁ」とつぶやいたのでした。

【解説】「法王(教皇)」のカードは大アルカナ5番目のカード。三位一体を示し、慈愛に満ち精神面での良き導き手となる神父が描かれた札です。社会の風習、社会生活を送るうえでの教え、道徳、モラルなどを象徴し精神性を高め、進むべき道筋を示してくれるカードです。

「皇帝」を表現する言葉
(強・正位置)慈悲深い→導く・助言→手助け→徳を積む→善良である→穏やか→現状維持→保守的→慣習に従う→道徳・形にこだわる→建前→世間帯→権力乱用→盲信・迷信→教祖様状態(弱・逆位置)

メッセージ
▶ 伝統や知恵を大切にしながら、自分の道を切り開くとき
▶ 学びと教えのバランスを取り、成長の機会を活かすこと
▶ ルールや信念を尊重しながら、自分の価値観を確立すること
▶ 信頼できる師や導きを受け入れ、知恵を深めるとき
▶ 精神的な成熟が問われる場面で、誠実な選択をすること
▶ 秩序を守ることで、安定した未来が築かれる

正位置のキーワード アドバイス、信仰心、メンター、諭す、教育する、ルールにこだわる
逆位置のキーワード 無慈悲、不当、不道徳、常識を逸脱する、法律違反

☆逆位置マスターになるためには、想像力を働かせてみて!

逆位置の解釈は正位置の状態が、180度変わる(これがすべてではないので難しい!)、ネガティブ(マイナス)に出る、正常に機能しなくなる、過剰になるなど様々です。カードの意味がゆがめられたり、弱まると覚えると良いでしょう。そうなれば悪いカードが出た際は、その悪い象意が弱まると解釈できますよね!?

(考えてみて)あなたが本当に信じられる人、モノや信念、神様などをノートに書き出してみて。本当に大切なものが見えてくるはず。

気になるシンボルから深読みする


① 三重冠
統治、叡智、霊的権威
法皇がかぶる三重冠は、物質・精神・神聖の三つの領域を支配する権威を象徴しています。この冠は、単なる宗教的な指導者ではなく、現実世界と高次の世界をなぐ存在であることを示し、知恵と指導力を兼ね備えた人物であることを強調しています。また、3つの層が示すのは「天・地・冥界」の支配、「知識・行動・信仰」の調和、「過去・現在・未来」の時間軸とも解釈され、法皇の持つ多面的な役割を表しています。

② 三重の十字架
信仰、精神性、統合
法皇が手にする3重の十字架は、物質・精神・魂の三位一体を象徴しています。キリスト教における「父・子・聖霊」の概念と重なる部分もあり、深い精神的なつながりを示しています。この十字架は、法皇がただの宗教的権威者ではなく、精神的な指導者であり、人々の心の成長や悟りへと導く存在であることを強調しています。

③ 二本の柱
安定、秩序、対極
法皇の後ろにそびえる2本の柱は、物質世界の秩序や精神的な安定を象徴しています。これは、白と黒の柱が描かれる女教皇のカードとも関連し、二元性のバランスをとる重要性を示唆しています。法皇はこの柱の間に座ることで、混沌と秩序の間で調和を生み出し、人々に安定した価値観や倫理を示す存在であることを表しています。

④ 双子の弟子
学び、継承、導き
法皇の前にひざまずく2人の弟子は、知識を受け継ぐ者の姿を表しています。彼らは単なる信者ではなく、新たな時代へと智慧をつなぐ存在でもあります。この関係性は、師弟のつながりや伝統の継承を示し、法皇が単に権威を持つだけでなく、人々を導く役割を担っていることを強調しています。

2つの鍵
知恵、神秘、悟り
法皇の足元にある2本の鍵は、物質世界と精神世界をつなぐ知恵と秘密を象徴しています。この鍵は、表面的な知識だけでなく、深い洞察を得るための手段を示し、真理への扉を開くものです。金と銀の色が使われていることが多く、これは太陽と月、意識と無意識といった対極のバランスを表し、法皇の役割がこの調和を導くことにあることを示唆しています。

マインドマップでイメージを広げる

これまで学んできたカードのイメージを膨らませてみましょう! 占いの上達の秘訣はイメージ展開力にあります。自由に書き出してみましょう。

数秘術との関連性

数秘術「5」は、変化と拡大を示す数字です。変化、成長、冒険などを示し、物事の進化や発展、変化していく様を示す躍動感を感じるナンバーです。この数字を誕生数に持つ人は、人の心を勇気づけたり、夢やロマンを人に与える人だと言われています。

占星術やハーブとの関連性

占星術:金星/牡牛座
対応ハーブ:ジャーマン・カモミール

エピソード

今日はこのブログを書いていて新たな発見があったので、そちらからまず書いてみようと思います。

法皇のカードは数字で言うと5番目のカードで「5」という数字が当てられていますが、描かれているアイテムをまとめている際に、「2」という隠れた数字を発見し、ハッとしました。

確かに法皇は中立の立場でバランスを取るというイメージがるので、2人の人の間にいるものというイメージが湧きました。結婚式の際に誓いを立てる神父さんも新郎新婦の2名の間に立ちますもんね!?

また、このカードには2人の間に立つというイメージから、結婚契約成立という意味もあります。
逆位置で出ると破談契約破棄の意味にも取れるので、離婚や交渉の失敗なども暗示されそうですね?

実際私が占っていて、派遣契約の終了やバイト期間や使用期間の終了などの際に、逆位置で出ることもありました。

さらに詳しくタロットカードを学んでみたい方は、タロット講座も随時募集しています♪
カードと仲良くなって、日々の生活に潤いを。

コメント

タイトルとURLをコピーしました