タロットカード解説(大アルカナ)~魔術師

タロットカードの解説

楽しんでタロットカードを読めるようになりたい人に向けて、ブログ記事を書いていきまし。ゆっくりペースにはなると思いますが、楽しんで学んでみてくださいね。

石垣島でもまたタロット講座を来年開講しようと思っていますので、関心がある方はお気軽にメールくださいね。

タロットカード22枚を主人公マリュたんの旅に例えて、分かりやすく解説していこうと思います!

手品を見るときのワクワク感って大事!

【物語】旅のはじまりで出会ったのは、イリュージョンを見せてくれる魔術師。マリュたんはすっかり彼のテクニックの虜に。「よし!自分も好きなことをやろう」とメラメラと意欲が湧いてきたよ。まずは道具をそろえて形から入ろうかな?

【解説】大アルカナ1番目のカードとしての役割を与えられた魔術師は、活動的な男性原理のアーキタイプを示していると言われています。若き魔術師はワンドを持つ右手を空に、天空の光やエネルギーを地上に降り注がせ「創造」という目的を果たそうとしているのです。

「魔術師」を表現する言葉
(強) 自信と強い意志を持つ → 創造力を駆使する → 緻密に計画してスタート → 機知に富む → 社交性を発揮 → 手際が良い → 新たなサイクルの始まり → アイディアが平凡 → 浅はか → 無計画 → スタートが切れない → 軽々しい → コミュニケーションのトラブル → 滑稽になる → 策略 → ごまかす → 詐欺

正位置のキーワード 創造する、独創性、準備してスタートする、自信
逆位置のキーワード 未熟者、迷い、奇をてらった行動、ペテン師

☆逆位置マスターになるためには、想像力を働かせてみて!

逆位置の解釈は正位置の状態が、180度変わる(これがすべてではないので難しい!)、ネガティブ(マイナス)に出る、正常に機能しなくなる、過剰になるなど様々です。カードの意味がゆがめられたり、弱まると覚えると良いでしょう。そうなれば悪いカードが出た際は、その悪い象意が弱まると解釈できますよね!?

(考えてみて)どんなことでもできる、なんにでもなれるとしたらあなたは何になりたいですか?

気になるシンボルから深読みする


① 魔術師のポーズ
「上なるもの」と「下なるもの」の統合を示します。天から地へとエネルギーを下し、まさに無から何かを作り出そうとしています。

② 手にしたワンド  
ワンド=火のエレメント。意志を燃やして創造力を発揮させようとする。

③ テーブルの上の道具
4つのエレメント(火・地・空気・水)を象徴。魔術師が4つのエレメントを操って魔術の儀式を始めようとしている(彼はまだ道具に手を付けてないというのも解釈のポイントに)。

④ 赤いバラと白い百合
白は純粋さ、赤は情熱。白は女性性で赤は男性性という意味から、男女のエネルギーから生まれた一人の子の誕生という意味にも取れそうですね?

マインドマップでイメージを広げる

これまで学んできたカードのイメージを膨らませてみましょう! 占いの上達の秘訣はイメージ展開力にあります。自由に書き出してみましょう。

数秘術との関連性

数秘術「1」は、はじまりを示す数字です。革新、リーダーシップ、主体性や独立を示し、力強く物事をスタートするナンバーです。この数字を誕生数に持つ人は新たな可能性を切り開く先駆者としての特質を備えていると言われています。

占星術やハーブとの関連性

占星術:水星/双子座/風のエレメンツ
対応ハーブ:コリアンダー

エピソード

このカードは非常に若いエネルギーを感じるカード。正位置で出ると何か新しいことの始まりや、生み出す力があるとリーディングできますね? 逆位置だとまだ準備が整っていないので、スタートできないような状況を示すかもしれません。

相手の気持に出ると、「これまでのわだかまりは忘れて、気分を変えて心機一転!」なんて解釈もできそうですよね?

また魔術師が逆位置になると、ペテン師の意味になります。このカードからも、夢や希望を与える存在と、詐欺師は紙一重。占い師を選ぶ際にも気を付けないといけないポイントですね(笑)

さらに詳しくタロットカードを学んでみたい方は、タロット講座も随時募集しています♪
カードと仲良くなって、日々の生活に潤いを。

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